記事のアーカイブ

労働契約法の復習 第3条

2015年04月09日 10:24
労働契約法第3条 労働契約は、労働者及び使用者が対等の立場における合意に基づいて締結し、又は変更すべきものとする。 2 労働契約は労働者及び使用者が、就業の実態に応じて、均衡を考慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする。 3 労働契約は、労働者及び使用者が仕事と生活の調和にも配慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする。 4 労働者及び使用者は、労働契約を遵守するとともに、信義の従い誠実に、権利を行使し、及び義務を履行しなければならない。 5 労働者及び使用者は、労働契約に基づく権利の行使に当たっては、それを濫用することがあってはならない。 ○第3条の趣旨  従来、民法上の概念が社会一般常識とし
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労働契約法の復習 第2条

2015年04月08日 09:39
第2条 この法律において「労働者」とは、使用者に使用されて労働し、賃金を支払われる者をいう。 2 この法律において、「使用者」とは、その使用する労働者に対して賃金を支払う者をいう。 ○労働者及び使用者の定義  第2条では、労働者及び使用者をそれぞれ定義しています。 ところで、労働基準法に同様の定義がありますので、比較してみます。 労働基準法  第9条 この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事業所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。 第10条 この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために
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労働契約法の復習 第1条

2015年04月07日 15:46
労働契約法第1条 目的 第1条 この法律は、労働者及び使用者の自主的な交渉の下で、労働契約が合意により成立し、または変更されるという合意の原則その他労働契約に関する基本的事項を定めることにより、合理的な労働条件の決定又は変更が円滑に行われるようにすることを通じて、労働者の保護を図りつつ、個別の労働関係の安定に資することを目的とする。 ○民法を復習する ①契約とは何か?  契約とは、契約当事者の意思の合致とされています。つまり、AがBに、大根1本を120円で売る旨をもちかけ、Bがこれに同意すれば契約が成立します。この場合の売り買いの意思の合致が契約そのものです。 ②契約の成立の要件  契約は、申
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初ブログ

2015年04月07日 06:56
本日よりブログを始めました。 まずは、労働契約法の復習をしてゆきます。 ご質問は、ゲストブックに書き込みをお願いいたします。 それでは、よろしくお願いいまします。     RSS フィード でブログのアップデート状況を確認できます。
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